- ドローンのカメラ選びに重要なことがわかる
- ・画素数、解像度、fps(フレームレート)についてわかる
・撮影に便利なドローンの機能がわかる
・ドローンの撮影、フライトのルールがわかる
こんにちは、masaです。
本日はドローンに搭載されているカメラの部分について解説していきたいと思います。
ドローンのカメラは空撮などの要になる部分なので、とても重要です。
ぜひこの記事を参考にしていだければ幸いです。
カメラの画像数
まず1番大事な部分がこの画素数です。
・200万画素 FullHD(フルハイビジョン)
・400万画素 2K
・800万画素 4K
といった具合に画素数が高くなるにつれて、映像もせんめいになっていきます。
例えば、800万画素の場合だと、画面を800万個の点で表現しているイメージになります。
カメラの解像度
では、似たような言葉で言い表される「解像度」とはなに違うのでしょうか。
画素は点の数の事を指しますが、解像度はその点がどれくらいの密度で並べられているのかを指します。
例えば、800万画素の事を解像度で表すと、縦2160px × 横3840pxとなります。
やはり画素数と同様に数字が大きい程鮮明な画像と言うことになります。
FPS(フレームレート)
では、ただ単純に画素数、解像度が高いカメラを選べば良いのでしょうか?
実はこれに加えてもう1つ重要な要素「フレームレート」があります。
FPS(フレームレート)は1秒間に何枚の画像を撮影するのかという値です。
動画というのは、パラパラ漫画と同じ要領で作成されており、撮影した画像を高速で表示する事によって表現しています。
例えば、30fpsなら1秒間に30枚の画像を使っており、かなり滑らかな映像が撮影可能です。
しかし、15fpsだと1秒間に15枚の画像使用になってしまうため、かなりカクついた映像になってしまいます。
ドローンで滑らかな映像を撮影しようとするとこの部分にも気を付ける必要があります。
画素数が高いカメラの注意点
画素数、解像度、fps(フレームレート)が高いカメラを選べば、鮮明で滑らかな映像の撮影が可能であると分かりました。
しかし、1つ注意点があります。
画素数、解像度、fps(フレームレート)全てにおいて、この数字が大きいとデータの容量も大きくなってしまいます。
4Kの映像は綺麗ですが、それを編集するだけのPCのスペックめも同時に必要となってきます。
また、容量の大きいデータを長く撮影するには記憶媒体(microsdカード)も大容量のものを用意する必要があります。
いずれにしても、これらを用意するのに高い費用が必要となってきますので、ご注意ください。
どれくらいの画素数があれば良いのか?
個人で楽しむ分には200万画素(フルハイビジョン)でも十分に綺麗です。
また、大画面の液晶で見たいのか、スマホで見たいのかによっても変わってきます。
大画面液晶なら4Kの高精細映像もありですが、スマホだと違いはほとんど分からないかと思います。
個人の撮影したいプランに応じて、選択して頂ければと思います。
便利ですごいカメラ機能
では次はドローンのカメラの機能についてどんなものがあるかご紹介していきます。
光学ズーム
光学ズームは映像を鮮明なまま拡大することができます。
デジタルズームが画像を引き伸ばして拡大するのに対して、光学ズームはカメラのレンズ自体を調整するため、映像がぼやけません。
一眼レフカメラをイメージして頂ければ分かりやすかと思います。
バーストモード
バーストモードは連射撮影機能のことです。
連射した写真の中から、ブレのない綺麗な写真を選択することができます。
自動追尾機能
こちらはカメラの機能と言うよりは、機体の機能に分類されてしまうかもしれませんが、あると大変便利な機能です。
対象物をして自動で被写体を追いかけてくれます。
自分の操作では難しい臨場感のある映像が撮影可能な為、面白い機能と言えるでしょう。
赤外線カメラ(暗視機能)
周りが暗い夜間でも撮影をすることが可能になる機能です。
赤外線を利用した撮影となりますので、白黒映像での撮影とはなってしまいますが、夜間でも映像をしっかりと撮影することができます。
赤外線の照射距離に応じて、撮影が可能な距離も変わってきますので、夜間映像の撮影を行いたい方はその点も注意して選ぶ必要があります。
また、夜間の撮影は「航空法」によって、申請が必要となりますので注意してください。
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カメラ性能・画素数で選ぶ人気おすすめドローンランキング
使用用途・飛行時間などドローン選ぶ基準は色々とあるかと思いますが、今回はカメラという観点でおすすめのドローンをご紹介します。
この価格、199gで4K撮影OK「DJI Mini2」
初代「DJI mini」は199gと航空法の規制適用外の大人気ドローンでしたが、4Kの撮影には対応していませんでした。
しかし、今回の「DJI Mini2」はなんとこの機体重量、価格で4K撮影に対応しています。
手軽にフライトできて、価格のコスパも最強の機体となっています。
重量 | 199g |
---|---|
最大飛行時間 | 18分 |
最大伝送距離 | 6km |
カメラ | 4K: 3840×2160 @ 24/25/30fps |
サイズ | 折りたたんだ状態:138×81×57 mm (L×W×H) |
価格 | 59,400円〜 |
4K60fps撮影が可能なコスパ最強機体「Mavic Air2」
こちらは重量が200g以上となってしまうものの、4Kの60fpsの撮影に対応しています。
滑らかな4K撮影をするならこのドローンがオススメです。
重量 | 570g |
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最大飛行時間 | 34分 |
最大伝送距離 | 18.5km |
カメラ | 4K Ultra HD:3840×2160 |
サイズ | 折りたたんだ状態:
180×97×74 mm(長さ×幅×高さ) |
価格 | 105,600円〜 |
カメラ性能を追求する「Phantom 4 Pro V2.0」
一般人が扱うにはオーバースペック気味なドローン、プロ向けな機体です。
カメラ性能は他のドローンを寄せ付けないすごい性能を持っています。
仕事の撮影など、業務用として使っていきたい方におすすめです。
重量 | 1375g |
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最大飛行時間 | 30分 |
最大伝送距離 | 10km |
カメラ | H.265 |
価格 | 207,680円〜 |
撮影の際に気を付ける事
では、ドローンにのフライトに関する基本的な部分とカメラ(撮影)に関する注意事項についてみていきたいと思います。
被写体とは適切な距離を取って撮影する
被写体との距離は30m以上距離をとることが「航空法」で定められています。
こちらは200g以上のドローンに適応される法律ですが、200g未満のドローンでも被写体との距離間には注意してドローンのフライトを行いましょう。
他人を無断撮影しない
撮影をする際は必ず許可をとるようにしましょう。
住宅密集地では飛行、撮影しない
住宅密集地でのドローンのフライトは「小型無人機等飛行禁止法」で禁止されています。
これは200g未満のドローンにも適用される法律なので、十分に注意しましょう。
ドローンを飛ばす際のルール、法律、規制などに関しては、「ドローンはどこなら飛ばせる?ドローン規制事情【2021年最新版】」で詳しくまとめています。
もっと詳しい内容が気になる方はこちらの記事も是非ご覧下さい。
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逆光にならない向きで撮影する
明暗差がきれいに仕上がる逆光撮影ですが、被写体が暗くなってしまうため、初心者の方は避けた方が良いでしょう。
ドローンのフライト、撮影にも慣れてきたらワンランク上の撮影をするために挑戦してみるのも良いかもしれません。
まとめ
それでは、ドローンのカメラ選びについてまとめていきたいと思います。
・画素数、解像度は高いほど映像が鮮明
・FPS(フレームレート)は高いほど映像が滑らかになる
・その分データ容量が大きくなるので用途に応じてバランスを意識するが重要
・撮影の際はルールを守って撮影しましょう
・初心者の人は撮影の際に逆光にならないよう意識しよう
ドローンのカメラ選びは、機体性能と同じくらい重要です。
皆さんが何をしたいのか意識して、プランに応じたカメラ選びをしましょう!